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ル・マンでトヨタ、アウディ、ポルシェが真っ向勝負に挑む!

2014/06/09

今年もまたル・マン24時間レースの季節が巡ってきた。6月8日から始まるル・マン市中心部で行われる公開車検を皮切りに、ナイトセッションでの予選タイムアタック、そして24時間にわたる激しいバトルが繰り広げられる。

■トヨタv.sアウディから、三つ巴の戦いへ

今年で82回目の大会開催を迎える「ル・マン24時間レース」。フランス・サルト・サーキットにはまた世界各国から熱心な耐久レースファンが押し寄せる。いわゆる「お祭り」としてのイメージが先行するレースだが、それは観戦を楽しむファンに言えることであり、参戦する者たちにとっては、いつの時代も過酷なレースであることにに代わりはない。

中でもプロドライバー、メーカーが腕を競うLMP1クラスにおいては常勝アウディに3年前からトヨタが挑み、ル・マンだけでなく、シリーズ戦(WEC/世界耐久選手権レース)でもしのぎを削っている。さらに、今年はル・マンで最多勝利数を誇る名門柱の名門、ポルシェが復活。なんと16年ぶりの復帰となる。今シーズンは、開幕戦で雨の中、強行な戦略が裏目に出たアウディに対し、着実なレース運びでトヨタが先勝。続く第2戦でも、トヨタが速さをしっかりアピールし、連勝を果たしている。一方でアウディは今シーズンのレースレギュレーションに、今ひとつ合わせ込めていない感が強い。2010年から続く、連勝記録更新がかかる今大会だが、前哨戦のシリーズ2戦では、これまでのアウディらしさが薄れており、本番ではいかに帳尻を合わせるのか、気になるところだ。一方で、「復活組」のポルシェは今シーズンよりも、これからを見据え、着々と計画を進めている様子。開発段階で数々のトラブルに見舞われながらも、そのシューティングに尽力。速くも第2戦スパ・フランコルシャン戦でポールポジションを手にするという底力を見せることに成功した。レース中の速さもライバルと比較しても遜色はなく、あとは耐久レースに不可欠な「信頼性の高さ」の深めていくことが課題となっている。


■日産が提唱するEVレースカー

ル・マン24時間レースでは、新たなコンセプトでレースに挑む“チャレンジャー”に対し、特別枠を設けてレース参戦を招待するというユニークな取り組みをしている。それが「ガレージ56」と呼ばれるものだ。

そのガレージ56に、今年は「ニッサン ZEOD RC」が出走を果たす。「ZEOD(ズィオッド)」とは、ゼロ・エミッション。オン・デマンドの頭文字をとったもので、オンデマンドによるゼロエミッションでクルマを走らせるという意味を持つ。早い話、レース走行中に排ガスを放出しないことをやってのけるクルマなのだ。ル・マンのレースでは、13.629kmのコースを1周EV走行し、その後にエンジン走行へとスイッチする。1.5リッター、直3直噴ターボエンジンを搭載する車重は、なんとわずか40kg! その一方で400馬力というとんでもないハイパワーを生み出すユニットだ。最高速はEVでもエンジンでも共に300km/hをマークできるという。走行中のブレーキングで電気エネルギーを回生、12周の走行で蓄えられたパワーを使い、再び1周をEV走行に切り替える。この前人未到のユニークなチャレンジだが、それに挑む車両の形状も唯一無二だ。

斬新なシャシーは極端にフロントの幅が狭く、上から見ると魚のエイのような、三角形のレイアウト。そこに、すでに日産が市販車としてリリースしているEV車のリーフ同様のリチウムイオン電池が使われる。このプロジェクトに参加するドライバーは、日本のSUPER GTで活躍する本山哲を筆頭に、今シーズンから日本でのレース活動を始めたルーカス・オルドネス、そしてウルフガング・ライプ。新たなチャレンジがもたらす結果にも注目だ。

長丁場のレースウィークは8・9日からの公開車検からスタート。予選は11、12日にナイトセッションで実施。昨年は急激な天候の変化で雨に泣くことが多かったが、今年は存分なタイムアタックとなるか。13日はサーキットでの走行はなく、メーカーチームが記者会見などを行うほか、市街地でのドライバーズパレードが行われ、これでお祭りムードが一気にヒートアップ! 迎える決勝は14日、土曜日。午後3時に24時間先のチェッカードフラッグを目指し、号砲。伝統の一戦は、今年もまた様々なドラマを見せてくれることだろう。

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